細木数子を踏み潰す





 証券取引法違反で家宅捜索されたライブドアの騒動は各界への波紋が広がるばかり。
 今も堀江貴文社長( 33 )のキナ臭い話が次から次に流れ、どこもかしこもパニック状態だ。
 それにしても、以前から “疑惑の宝庫” だったホリエモンがこうなることを予測できなかったのか。

 こんなホリエモンを占ったのが六星占術の細木数子( 67 )。
 細木は正月の特番に出まくり、ホリエモンとも共演している。
 果たして当たっているのか、外れているのか。
 1月6日放送の 「幸せって何だっけ カズカズの宝話 新春緊急スペシャル」 ( フジテレビ )をチェックすると ――。

 細木はまず 「堀江貴文は日本を変える良い魂と腹を持っている」 と絶賛して、経済界のふがいなさを嘆き、ホリエモンに 「真の実を取った経済界をつくってほしい」 「リーダーとしての資質をこれからつけていかなきゃいけない」 と熱く語った。

 また、細木はホリエモンの質問にこう答えた。
 「いつ世界一になれるか」 という問いに、細木は 「私の言うことを聞かないとなれない。十中八九なれる要素はあります」 と回答。
 次に 「06年は新規事業で一発ブチかまそうと思っているが、うまくいくか」 という問いに、細木は 「ブチかませる」 と太鼓判を押した。
 さらに 「再び選挙があった場合、立候補すべきか」 という問いには 「絶対出ちゃダメ」 と大反対してみせた。

 ホリエモンは今後の捜査次第で逮捕される可能性もある。
 新規ビジネスをうんぬんする状況にまったくない。
 そんなホリエモンが選挙に担ぎ出されることも考えられない。

 そもそもライブドアが危機的な状況になることを一切予言していないのだから、話にならない。

細木数子、ホリエモン占い当たった強調

 占い師の細木数子( 67 )が3日、フジテレビのバラエティー番組 「幸せって何だっけ」 の中で、堀江容疑者についての占いが当たったことを強調した。 細木氏は 「彼はスッテンテンになりますよ。 ( かつてのテレビ番組で堀江容疑者に対し ) 『スッテンテンになります』 って言ってるでしょ」 と自信満々に述べた。 ちなみに昨年7月、同局の 「25時間テレビ」 では 「女には気を付けなさいよ。 スッテンテンになるから」 と “女性で失敗する” というニュアンスで発言していた。
 細木は過去、同局の番組などで何回も堀江容疑者と対談。 「ライブドア株価が5倍になる」 などと “予言” していた。 それを信じて同社株を購入した株主もおり、強制捜査後、暴落で大損した一部株主から、細木に対する批判の声も上がっていた。 だが同番組で細木は 「『 ( 堀江容疑者が )こうなる』 と言った。 常識と知識がないから、していいことと悪いことの 『基礎工事』 を教えられていない。 今、こういう子ばかり」 と斬り捨てた。
( 日刊スポーツ 2月4日 )

 まともな視聴者は細木の占いなど 「どうせ口からでまかせのおしゃべり」 程度としかみていないだろう。
 ただ、ここまで外しまくると 「オバサン、少しは反省したら ……」 と言いたくなる。
 まッ、こんなババァ~におだてられた時点で金満デブの運気は急降下だったんだなぁ。

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細木数子の占いでライブドア株が急騰

「ライブドア株価5倍発言」 は 「風説の流布」 か?!

 2005年7月23日フジテレビの25時間テレビで、ライブドア堀江貴文社長と対談。
 そこで細木がライブドアを持ち上げながら、 「ライブドアの最新の株価は427円ですよね。 5倍になるわよ」 と言い放ったことで週明け25日のライブドア株には買いが殺到した。
 出来高は前週末の約4倍の4116万株に膨らみ、株価は23円高の450円まで上昇。
 フジテレビとの和解後の高値をつけたのだ。
 「 ライブドアには新しい材料はなく、個人投資家が “占い” に飛び付いて注文を出したとしか考えられない。 プロ投資家の中には 『後場には急落する』 とカラ売りを掛ける者もいた。 しかし、株価の勢いは衰えず、結局、450円の高値引けとなった。 上昇率は5.39%。 発行株数が10億株を超す大型株が5%を超す上昇というのは異例のことです」 ( 証券アナリスト )

 兜町では 「春日大社のお告げ」 などゲンを担ぐ向きは多いが、生身の占い師の “ご託宣” で株価がハネ上がったことはない。
 当の細木はやや戸惑い気味で、
 「 あらーッ、そうなの。 びっくりしたけど、彼( 堀江社長 )にはパワーがあるから、もっと上がっていいと思いますよ。 放送後、えらいこと言っちゃったと思ったけれど ……」 ( 2005年7月26日付記事 )

 放送したフジテレビはライブドア株を1億3374万株( 12.75% )も保有している大株主である。

 たかが占いと笑ってはいけない。
 1997年「ギャンぶる大帝」 と言う雑誌で占いをしてた中山雲水という占い師が、熊沢製油産業( 現在は上場していません )、ボーソー油脂、森下仁丹などの株が上がると言う予想を雑誌に書き、発売前にそれらの株を買い高値で売り抜けたと言う事件がある。
 このときは証券取引法第158条の風説の流布が適用されているのだ。

 なんでこのババァ~は逮捕されないんだ!?